子どもの才能を開花し「伝える力」で選ばれ続ける先生になる
「音楽講師養成講座」主宰 加山佳美です。
「教育」にも時代がある
ってご存知ですか?
社会科で習う「世界史」「日本史」、音楽の「音楽史」もありますよね。
楽器の変化もありました。
「教育」に関しても、「音楽教育」に関しても
時代の中での変化、流れがあります。
理由の一つは学校教育や文部科学省からの「指針」による影響です。
例えば今から25年位前(・・;)
「先生の模倣をきちんとしましょう」という今までの主流から
「自主性を重んじて表現を導きだす」という指針が急に打ち出されました。
先生のリズム模倣をしていれば大正解だったのが
「どんなリズムが合うと思う?」という言葉掛けになりました。
一瞬「自由」と「放任」が混ざりました。
そして、講師による
解釈と実力の差が出ました。
今でも、小学校1年生の音楽の教科書のはじめの方は(地域差があると思いますが)
絵本の様なページから
「何が見えますか?」という先生の問いに
子ども達の「答え」によって歌う曲が変わって来るという内容になっています。
(いぬのおまわりさん、ちゅーりっぷ・・・など のイラスト)
ピアノの教材でいうと「バイエル」が大きな所ですね。
現在でも「保育士試験」では必須のアイテムとなっています。
が、ピアノの指導上は どうでしょう。
*今時の忙しい子ども達には 曲数が多い
*豊かな時代に育った子達には飽きっぽい素材
*曲調が似ているものが多い
*ト音記号からの導入
もちろん、バイエルで上手にご指導なさっている先生もいらっしゃると思います。
私は 「ト音記号の二点ハからの導入」が一番ネックでした。
次に「ヘ音記号が苦手」になりがち。
その位から(20年前)、
教材がどんどん多様化され、
従来の教本も作曲家やピアニストの先生方により編集された本が出たり、
幼児に関する教材も随分増えたと思います。
ピアノ教室に求められるものも「多様化」して来たと実感しております。
そして、ここに来てまた
大きな変化が起こっているのをご存知でしょうか?
2020年問題。
いえ、教育の2020年問題です。
ピンと来ない方は是非検索してみて下さい。
2020年、東京オリンピックに向けて色々な動きがあります。
教育の変化も発表されています。
*英語の導入の低年齢化
*高校入試の英語の変化(スピーキング)
*小学校でのプログラミング導入(人員が居れば)
*大学入試の変化
に伴い
*高校の単位取得などの変化
などです。
「IT化社会」にどんどん向かっていっています。
そんな中「音楽」ってどうなると思いますか?
私達が小学生、中学生だった時と今、学校での音楽の授業数が全く違うのをご存知ですか?
世代にもよるのですが・・・
半分や3分の1になっています。
楽しく合奏〜なんてあまり無い様です。
*皆と同じ様に
*皆よりはすこしは上の成績が良いから
*良い高校・良い大学へ行かせたい
そう思って頑張っている親御さん達も戸惑うことになるかもしれません。
「IT化 社会」に向けて何が重視されるのか
「自分だったらどうしたいか」
が
選択出来て、
表現出来る子どもです。
誰かの言いなり、言う通り では通用しないということです。
つまり、
子ども自身がたくさんの経験を積み、
何が好きか、どうしたいか、想像し、動き、試し、手に入れて来た子ども
が
自分の好きな道を進んでいけることになります。
私は
「音楽」の社会的役割、「幼児期の過ごし方」「音楽教室のあり方」
が大変重要になって来ると確信しております。
これまでも「塾」だぁ〜、「勉強」だぁ〜と言われ続け
私達、音楽講師に仕事があるのはなぜでしょう。
「音楽」は「人」を育てる
「音楽」は「人を豊かにする」のではないでしょうか。
私の教室の生徒さんは、ピアノ以外にも大体
*勉強が出来る
*生徒会長
*〇〇部の部長
*サッカークラブに入っている
*〇〇で表彰された
など
好きなことや得意なことを持つ子がほとんどです。
それは「音楽」に真摯に向き合いながら「私」とも真剣に向き合っているからです。
「私」と真剣に向き合うことが出来る子は、
何か興味があること、やってみたいことがで来た時にも
きちんと向き合うことが出来るのです。
向き合い、取り組み、継続し、努力し、達成し、向上する
そのルーティンを わかば音楽教室に通い続けることに寄って身に付けています。
これは凄いポイントです(笑)
発表会を開催する際も、今ではお教室の卒業生がお手伝いをしてくれています。
具体的に何をどうやったらそんなことになるのか?!?
24年の講師経験を 熱意ある先生方にお伝えしていきます。
講師養成講座は遠方の方でもご受講出来る様に
マンツーマン・zoom対応です。