リトミック・ピアノレッスンで応用できる「カード遊び」「言葉のリズム」

子どもの才能が開花する

リトミック&ピアノ講師養成講座

主宰 加山佳美です。

 

 

ピアノ講師養成セミナーで好評でしたので

レッスンで使っている

カード類をご紹介します。

 

 

私がこの様ようなカードを使うきっかけになったのは

「フラッシュカード」です。

 

 

それと同時期に「わらべうた」による導入にも

こだわっていたり凝っていたりしているうちに

 

「言葉のリズム」に着目するようになりました。

 

 

わらべうたのメリット

 

わらべうたは日本を救う

〜教育の原点は「言葉みがき」〜
の書籍にもたくさん書かれています。

 

幼児期に大切にしたいこと

  • 母国語の響き→脳への影響
  • 親子関係
  • 親子のスキンシップ
  • 幼児期の過ごし方
  • 愛情を感じて満たされる
  • 自己肯定感
  • 遊びから学びが始まる

 

 

「会話をしながら遊ぶ」

「遊びながら脳の回転が良くなる」

「欲求が発達を促進する」

 

これ、昔だったらあたりまえ。

 

おにごっこ、

おはじき、お手玉、

竹馬、かくれんぼ、

しりとり・・・・・

 

 

今は

ドアtoドア、ゲーム、ネットの世界

 

なかなか「遊びながら楽しく過ごす時間」は

相当、知識があり選択しないと作れません。

 

そこで、6ヶ月の親子リトミックコースから

積極的に取り入れてみました。

 

 

言葉遊びがソルフェージュにつながる

 

お名前を読んでお返事をする

「〇〇ちゃん」「はーい」

が数ヶ月、半年、1年経つと

どの子も一人で出来るようになる。

 

そこから、

  • リズムを導入します。
  • 音程を付けます。
  • ボールを渡しながら
    「時間・空間・エネルギー・呼吸を体得します」
  •     楽器を使用
  •  音程のある楽器を使用

 

 

このカリキュラムと並行して

 

カードでの「言葉あそび」を取り入れます。

 

♩♩♩ うん ♩♩♩うん

〇〇ちゃん はあい

♩♩♩ うん ♩♩♩うん

だれだ   たぬき

 

などです。

 

いないいないばあカード (公文出版)

 

 

3歳になる学年のクラスでは

「分類」「仲間分け」も加わります。

もちろんリズム遊びが付きます。

 

あいうえおカード

 

 

やさい・くだものぴったりカード

 

どうぶつえあわせぴったりカード

 

「のりもの」や「すいぞくかん」シリーズも出ています。

他の出版社で「食べ物」だったり

キャラクターのカードもあります。

 

 

また、類似品がダイソーでも有ります。

 

 

 

「子どもにちょっと待って」は効かないので

「オムライス」など難しいリズムが入っているものは

初めの時点では除いておく

買わないなどの工夫が要ります。

 

 

拍子の導入にピッタリ

セミナーでもご紹介した

「言葉と拍子のあそび」

 

【初級】は

言葉の文字と拍子の拍数が同じこと。

 

2拍子

ねこ、いぬ、とら、へび

 

3拍子

うさぎ、ぱんだ、こあら、たぬき、

 

 

4拍子

ライオン、ペンギン、アザラシ、

 

 

 

【中級】

初級の組み合わせを途中で拍子を変える

 

 

【上級】

3文字を2拍にする

4文字を2拍にする

 

など条件付き

条件なし

など。

 

遊び方は無制限。

 

 

例:

ステップ(足でリズム)を入れると更に難易度が増します。

誰かがビートをパルス(一定の拍)を叩く

1拍目だけ誰かが叩く

 

 

想像力・発想力を高める

 

曲のイメージをつかむ

イメージをふくらませる

曲の構成をつかむ

ストーリーを考える

 

などで役立つのはこちら

 

 

おはなしづくりカード

 

 

きせつカード

 

きおくカード

 

 

それぞれアマゾンでのご案内をリンクにしましたが、

 

ISBNの番号を書店に伝えれば

取り寄せも可能だと思います。

 

 

ちなみにイラストがシュール過ぎて

あまり使っていないのはこちら。

リングカード・どうぶつ

 

 

ご感想おまちしています

レッスンでのご様子、

取り入れてみたご様子など

是非お知らせ下さい。

 

info@yoshimikayama.com

までメール下さい。

 

LINE@などの 他のツールでも大丈夫です)

 

 

 

先生が元気になる「おすすめ書籍」!「元気セラピー」はセミナーでも感嘆の声でした

先生が元気だと、周りの人も元気になる!

 

こんにちは。
ピアノ講師養成講座 主宰 加山佳美です。

先日、千葉県船橋市 伊藤楽器さんにて

開催された

「子どもの才能が開花するピアノ講師養成セミナー」

〜心理×話術で多方面から指導できる先生へ〜

 

の終盤でご紹介させていただいた書籍があります。

 

私が持っているその本は「付箋だらけ」

 

2つくらい文章やワークを少しご紹介したところ

 

おぉ〜

などの感嘆の声が上がりました。

(^ ^)

 

先生が元気になる「書籍」

元気セラピー/大谷由里子

 

 

元「吉本興業」横山やすしのマネージャーの経歴を持つ

講師プロデューサーです。

 

 

最新版 はじめて講師を頼まれたら読む本

DVD付 講師を頼まれたら読む「台本づくり」の本

 

も、本当に棚ぼたっ!!

 

 

エ?こんなに載せていいの?

と言うくらい丁寧に書いてあり愛読書です。

 

 

 

ピアノの先生にオススメしたいのが

「元気セラピー」

 

ピアノの先生は個人事業主、孤独な場合が多いです。

 

事務から仕入れ、掃除、企画、準備

何から何まで全部自分ひとりで取り組んで

 

実際は

きれいめにして優しく「指導」。

 

 

  • 自分をコントロールする
  • どうやったら元気になるか

その術を持っていないと

毎日元気で居られません。

 

 

「読むだけでヤル気がみなぎる」

「幸せだから笑顔になるんじゃない笑顔でいるから幸せになれる」

「比べるのは他人ではなく、昨日の自分」

 

など

 

うなずきの連続。

 

 

 

素直な自分になるために

セミナーでご紹介させていただいたのはほんの一部

 

P23~25

「元気の素は素直になれる自分がいるということ」
〜略〜

まず何でもうなずくこと。

ついつい不平不満を言っちゃいがち。

誰かのせいにしてない?

運が悪いとか思ってない?

 

その負のスパイラル・・・私も大きらい。

 

 

P32~

元気になる言葉を使おう!

言葉は魔物。暗い言葉ばっかり使っていると、人生が本当に暗くなる。逆に明るい言葉ばかり使っていると、人生も明るくなってくる。

〜略〜

自分が元気になる言葉を使ってみよう。

あなたが元気になる言葉を10個くらい考えてみよう
①        ②
③        ④
⑤        ⑥
⑦        ⑧
⑨        ⑩

そして、明日からできるだけこれらの言葉を使うように意識する。
ステキ
ラッキー!
ありがとう

 

好きな言葉、

気分が良くなる言葉、

元気になる言葉、

憧れの言葉、

響きが好きな言葉・・・・

 

自分が元気になるために「言葉選び」だったらすぐ出来ますよね!

 

↑真剣にディスカッション中

 

目標やビジョンを持とう!

 

目の前のことで精一杯、一生懸命。

それでもいい。

そんな時もある。

 

 

自分の「夢」や「目標」、ビジョンを持つことをオススメします。

 

 

自分のこと

教室のこと

家族のこと

生徒のこと

 

なんでも良いです。

全部でも良いです。

 

 

私は「年度」で目標を立てています。

大きな目標と小さな目標。

 

 

前年度達成できなかったものは、どうすればよいか検討します。

 

どんどん夢が叶ったら、、、

 

 

昔、抱いていた「夢」を思い出しました。

 

 

いつの間にか諦めていた「夢」あった・・・・

有ったよ・・・。

 

 

ワクワクして生きませんか?

 

 

私のピアノ講師セミナーには気の合う先生ばっかりが集まってくださいます。

 

どこかで共感できるところ

共有する点があるのだと信じています。

 

 

「音楽」で子どもの才能を伸ばしたい先生

「音楽の素晴らしさ」を生徒たちに届けたい先生

 

まず先生も元気になりましょう(^^)

 

 

「心理×話術で多方面から指導できる先生になる」ピアノ講師養成セミナーシリーズ

子どもの才能が開花するピアノ講師養成セミナー

2018年10月に【ガイダンス編】がスタート。

シリーズ化になり、

Vol.3

「第2回  心理×話術で多方面から指導できる先生になる」

船橋の伊藤楽器さんで開催させていただきました。

 

子どもの才能が開花する
リトミック&ピアノ講師養成講座 主宰 加山佳美です。

 

伊藤楽器さんにてセミナーシリーズ化しています

 

「子どもの才能が開花するピアノ講師養成セミナー」と題しまして

2018年10月29日(月)ダイダンス編

 

Vol.1シリーズ

第1回 指導方針・教室規約・規約改正編

第2回 子どもの特質・脳・発達心理学・年少さん体験レッスン編

第3回 教室の特徴の表現方法・Web発信編 ピアノ講師セミナー

 

 

Vol.2シリーズは

「ムジカノーヴァ教室応援セミナー」となり

テキストは音楽之友社「ムジカノーヴァ3月号・4月号」

でした!

第1回「教室レベルアップ」

第2回「体験レッスン 入会率アップ」

 

 

Vol.3シリーズ

 

第1回「発想力・表現力を高める指導法」

第2回「心理×話術で多方面から指導できる先生へ」

の開催実績です。

 

心理×話術で多方面から指導できる先生へ

 

 

指導法、アナリーゼ、テクニックのセミナーはたくさんあります。

私も足を運んでいます。

 

 

技術や先生自身が得た感覚を

「どうやって生徒に伝えればよいか」

  •  具体的な言葉
  • 空間づくり
  • 観察の仕方
  • 何をキャッチすればよいか?

これを手に入れておくと効果も倍増です。

 

 

なぜ必要か?

時代・環境の変化です。

 

  • 物が豊富な時代
  • 調べればすぐに解決する
  • 得たいものがすぐに得られる

 

そんな時代に育った子ども達。

 

 

  • 考える
  • 自己表現
  • 自分の言葉
  • コミュニケーション

に慣れていません。

力が無いわけではなくて、慣れていない。

 

極端に言うと「返事の仕方」から。

 

地域や先生の価値観・考え方によって相違もあると思いますが

先生のお話が全部終わってから

「皆さん分かりましたか?」と言われて

「ハイ」

 

という環境で育った子どもも居ます。

 

1:1のコミュニケーションで自己表現する機会

遊びながら・工夫しながら試行錯誤できる機会

が激減していると感じます。

 

 

先生が

  • 「返事を引き出す」
  • 「コミュニケーションのモデルとなる」

そうすることによって

  • 考える
  • もっとどうしたいか
  • 工夫をする
  • 目標設定
  • 達成
  • やり切る

きっかけが生まれます。

まず、やってみる。

 

それが「楽しい」「もっと」

と子ども自身のパワー・気持ちが湧き上がることが大切です。

 

 

先生や親が一生懸命に引っ張るよりも、

「本人」が心から「やりたい」と思ったほうが
エネルギーが強いです。

 

「どこまで言っていいの?」の疑問を解く

生徒さんを指導する上で

  •  「どこまで言って良いのですか?」
  • 「どこまで言っていますか?」

とよく質問されます。

 

それは先生と生徒さんの「信頼関係」によります。

そして生徒さんの「個性」や「資質」にもよりますよね。

 

こんなシーンありませんか?

  • 質問してシーン
  • 質問して泣いちゃった
  • 質問の意味が通じているかな?
  • 答えはわかっているけど答え方に慣れていない
  • 考えているうちに分からなくなっちゃった

 

私もあります。

 

相手(生徒)をよく知るということです。
  • お母さんの前で間違えたくない
  • 語彙力がそもそも少ない
  • 文章を最後まで理解していない
  • 途中の単語がわかっていない

>

未就園児・小学生では

 

どの年齢でどの言葉、どの漢字が理解しているか?
を知っておくと良いですよ。

 

「ハ長調」の「調」
以前は小3でしたが小2に繰り上がりましたね・・・。

 

昔のように音読みと訓読みはセットにしないで
その時出てきた漢字「だけ」を教えていますので
注意です。

 

 まずは「はい」「いいえ」から

 おとなしい子、慣れていない子には

 

まず「はい」「いいえ」で答えられる
質問にすると会話がすすみます。

 

「先生のお話がわかったら「ハイ」って言ってね」

 

から説明しておくと良いですよ。

 

「この曲、どこまで弾けた?」
はNGの質問です。

 

連絡帳、テキストを開いて
「宿題のこの〇〇の曲、右手弾けた?」
「左手も弾いた?」
「右手最後まで行った?」
と視覚的にも言葉的にもわかるようにします。
慣れてきたら
「このマークの名前知ってる?」
選択肢
①ト音記号
②ヘ音記号
③スタッカート
などです。
考えてしまっているときは
少し待って
  • 考え中?
  • わからない
  • 忘れた
  • 知らない

どれか教えてね!

 

と時間をある程度区切りましょう。

我慢比べは時間の無駄です。

バームクーヘン法で多角的に伝えられる先生に

先生のいつもの話し方
先生の一通りの話し方で
上手く伝わらなかったら?
  • 相性が悪い
  • 理解力がない
と判断しないで下さい。
違う切り口で、違う言葉で
違うニュァンスで 伝え直してみて下さい。

 

例1:スタカートの弾き方

この印なんだか知ってる?(知ってる・知らない・わからない・忘れた)

スタッカートって何だっけ?

 

切る?跳ねる?

 

先生の前髪が跳ねているのと、

先生が前髪をちょーっと切ったのと、

前髪をすごく切ったのと同じ?

火傷しそうで「アチッ」

なんて言うのも昭和ですよね。

 

 

例2:アウフタクトの入り方

数えて入ってる?

何拍目から入ってる?

この曲何拍子か知ってる?

○拍子っていくつ数える?

◯拍、◯拍子ってどういう動き?

それ全部感じて入った?

どうやって準備すればいいかな?

自分の音聴いた?

 

 

色々聞き方ありますよね。

 

1回で伝わらなくても、違う方法で伝え直してみて下さい。

 

どこを目指すかで変わってくる「目標」

どこまで伸ばすか、今どんな段階か

を先生が見極めていないと

「どこまで言ったら良いか」の判断もつかない。

 

 

(A)どんな生徒さんかわからない、どこまで引っ張ってよいかわからない

(B)コンクールに向けて何が何でも厳しく仕上げる。目標を本人とも保護者とも確認済み

 

 

(A)と(B)では全く対応も違ってきます。

 

どこが目標かの見極めが大切です。

 

 

セミナーでは「目標を視覚化する」と良い

ということで簡単なイラストを書きました。

 

好評でした。

 

 

「年齢」で迷う先生もいるかも知れません。

「まだ出来ないかも」というのは先生の価値観や経験値

「生徒」自身は伸びる力や可能性を持っています。

 

(9)まとめ

どんな観点があるか、経緯があるかチェックしてみて下さい。

 

  • 生徒の観察・個性の把握
  • コミュニケーションで関係性を深める
  • 同調・ミラーリングで好感を抱かせる
  • Yesの簡単な質問から
  • 選択肢でハードルを低く
  • 語彙力を高める
  • 表現力を高める
  • 認める
  • 引き出す
  • 習慣化させる
  • 力がついてきたことを自覚させる
  • 飛躍させる

 

次回開催日

Vol.4シリーズ

2019年7月2日(火)低年齢の生徒さんの才能の伸ばし方

9月3日(火)短時間・遊びすぎない・ヤル気になるソルフェージュ

10月1日(火)連弾やアンサンブルの取り入れ方

 

お問い合わせ・お申込みは

イトウミュージックサロン

伊藤楽器 イトウミュージックサロン船橋(本店2F)
TEL 047-431-0111

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