辞めさせられちゃう運命なの・・・?
毎年12月末にに開催されているコンクールの地区オーディション。
以前は8月末くらいの課題曲発表が
年々早まって
とうとう4月になってます(・・;)
ここ〇年参加している、オーディションも
2018〇〇〇〇〜なんです。
つまり、2018年大会の予選会。
予選を突破すると翌年の4月に次の本大会があります。
そう、つまり、本選大会が終わる頃に
次の年の課題曲がもう発表されちゃっています・・・。
私のお教室では、
9月くらいから取り組んでいます。
今年も、
昨年出場した生徒さんや、
伸びている生徒さん、
そして、
課題曲表を置いておいて、
ほとんど全員の生徒さんに
公平にお声がけしています。
保護者の方が送迎に来ない
高学年の生徒さんとは、
相談して
本人がどういう気持ちか?
を聞いてから、
お母さんにメールをします。
ここからが今回のお話。
「中学生になるのでやめます」
「成績が下がったのでやめさせます」って
以前は
当教室でもありました。
子どもの成長や気持ち音楽と向き合っている「どんな時期」か
考えてもらえないのか?
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今年の9月、ある生徒さんのお母さんに
メールしました。
昨年出場したコンクール
今年もいかがですか?
というような内容。
すると、
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「勉強面での不安があるので、
今年度でピアノ教室を辞めようか
考えています」
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とのお返事。
なぬ〜!!!(心の声)
もう・・・
がっかりでした。
しかも、
本人と話し合っていない様子なのです!
(これはひどい)
なぜ、わかったかと言うと・・・
3月の発表会に向けて、
中高生は随分前から選曲を始めます。
小学生もソロと連弾や
大曲を弾きたい子は
早めに取り組むのです。
いつも頑張っている、
この生徒さんにも9月過ぎに
(コンクールはダメらしいから)
発表会頑張ろう!
最後かもしれないしね。
と言っていたら
「えっ??」
と来たので、
瞬時で、お母さんの考えだけだと思い、
ちょっとごまかしたのですが、
ちょっと察した様子でした。
そこから、
私の作戦が始まりました。
「発表会の選曲
どんなのがいい?」
「速いの」
「暗いのはダメだよね?」
「う〜ん」
3曲→2曲に絞られ、
昔ながらの
「THE 発表会曲」
にしました。
毎週、課題の曲はある程度
練習してくるこの生徒さん、
しかし、
イベントになると
いつもにも増して
超やって来ます!
「右手この辺まで」
と言う宿題を
両手やって来たりです。
そんなこんなで
ソロ曲がスムーズに進んでいたので
恒例の「連弾曲」も選曲しよう!と言うことに。
「恒例の」と言うのは
このところ、
毎年私と連弾しているのです。
「先生とは嫌だ」と言う生徒さんもいる中で
(!)
かわいいものです。
連弾も、毎年結構すごいものを
きちんと完成し、
立派な演奏をしています。
発表会後も
「〇〇くんの連弾良かった」と
オーディエンス賞か?
と言うくらいです。
はい、
今回もソロ曲は
16部音符の連続、
グランドピアノに
譜面が乗り切らないくらいの長さ
連弾曲は本人のリクエスト曲で
原曲がオーケストラのもの
一生懸命レベルにあった楽譜を探しました。
こちらも、
譜面台に乗り切らない程の長さ。
レベルも
講師演奏にしても良いくらいです。
(小学生)
ここからが本題の本題!
12月には
来年度
4月から曜日と時間の変更希望の
アンケートを配っていました。
以前お母様から「辞めるかも宣言」を
受けていたにもかかわらず、
年内、
アンケートの提出はありませんでした。
他にも、
発表会の納入や連絡事項があったので
お教室内の連絡網を今朝
全員に出しました。
すると、
お母様から返信があり、
「発表会練習の様子を見ていると
伸びて来た音楽の芽を
このまま摘んでしまうことはできず
・・・
中略
このままでお願いします」
(T T)
ヤッターーーーーーー!!
朝から、クリスマスプレゼントを
もらった気分でした。
ダメかもしれないけど
「一生懸命に取り組んでいる姿を伝えたい」
9月の時に、そう思いました。
本人の気持ち重視だけど、
発表会で映えるもの
+
お母さんにも
頑張りが伝わるもの!
にしました。
3月の下旬開催ですが、
ソロ曲は最後の1ページを残して
もう通奏+表現できています。
連弾は半分くらい。
本人の努力が伝わりました!!!
50人位いる個人の生徒さん
に対して
このくらいの熱量で
毎日レッスンしてます!
メルマガのご感想など
ありがとうございます。
今回の選曲や生徒さんの学年など
具体的に知りたい方はメールください。
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