コンクールは生徒も先生も成長できた

 「コンクールは生徒も先生も成長できた細かいこと 

目次

 ピティナ・ピアノコンペティション とは

 ピティナ・ピアノコンペティション

に生徒さんを出場させていない

先生方も

いらっしゃると思いますので、

少し説明します。

==========

*出場資格はありません。

*地域の制限もありません

*2地区まで申込可能

*全国から審査員が派遣され、

その地域の審査員は居ない。

*4期の課題曲を学びます。

*地区予選→地区本選→全国大会です。

*審査基準がオープンで通過点なども開示。

*地区予選→地区本選への確率は3割くらい

*地区本選→全国大会25〜30名で1名

(例)

70名の本選では

全国大会進出者3名

本選優秀賞11名

本選奨励賞18名

後援企業からの特別賞

全国大会進出者3名を含む5名

============

ピティナの会員になっていると、

予選でどの課題曲が多く選ばれたか

本選ではどの曲が多かったか

など詳細も後日レポートされます。

全員が本選優秀賞でした

これらを踏まえると、

今回の出場した本教室の生徒さん

全員が本選優秀賞

一般的に「凄かった」!

==========

振り返り

さて、私の「反省点」、

細かく振り返ってみます。

もしこれからピティナに取り組みたい、

コンクールに誘いたいなど

ご参考にして下さい。

 

(1)目標が高かった?

「予選を誰一人突破できない教室もあるよ」

と友人から聞かされていました。

→A2~B級は予選突破出来なかったのは

今まで一人だけ。

緊張して真っ白になっていました。

指導者の責任が大きいと感じました。

「曲」の解釈、持って行き方。

これはいわゆるバロック時代などで

「師事された先生のスラーじゃないと合格できない」ということではなくて、

逆に色々な版が許されている課題曲では

むしろ色々な解釈・奏法がありました。

その中で、先生がどの解釈を取って

どう指導したか?です。

→その中で、きちんと楽曲分析をして

指導し本番で発揮できれば予選は突破できる

と感じました。

→プラス本人の気持ちが「もっと」となれば

自然に「本選」でも入賞を貰いたいとなります。

本選で「〇〇賞」を狙っていなくても

貰えてしまったので

今年は「本選突破」を目指していました。

 

(2)長いスパンでの目標設定は良かった

他のコンクールは選曲の時期から誘います。

ピティナは4期の課題曲があるので

昨年出て悔しい思いをした子は

「終わった次点でスタート」。

「だらだらテキストを進めていて

3月になって課題曲やろうって

思っても駄目だと思う」

↑あくまでもリピーターの生徒さんです。

(3)細かい取り組みでもっと出来たことが有った

本当を言うと、

もっとレッスンをしたかった・・・。

あぁ〜・・・

左右のバランスを

この級でもっと求められないかぁ・・・

あぁ〜

何回か追加レッスンしているしなぁ・・・

数度受けている生徒さん達は

動画でチェックしたり

何度も何度も細かく指摘しましたが、

そこに行くまで

「本気になるまで」の期間。

少し待った期間がありましたので

今思うと、その時間が

もったいなかったです。

ということは、もっと、もっと

「早めの仕上がり」ですよね。

(4)大半は「指導力」=まだまだ勉強不足

結局、「総合的な指導力」=先生の差かなと。

私自身も研鑽を積んでいこうと思います。

現実を受け入れることに数日間かかりましたが

早速来年に向けて私もバッハを弾いたり

曲の研究を始めました。

(5)精神面=どこまで突き詰めてよいか

(3)と重なる部分もあります。

昨年悔しい思いをした子に

「来年、どうする?

今回、様子見てた所あるんだよ。

来年もっと先生が引っ張っていいの?」

と聞いた生徒さんが居ました。

「うん!」なんてその時

答えていましたが、

暑さのせいか、

成長期なのか、

すんなり集中出来ない時期がありました。

 

(6)三位一体でないと無理

生徒さんと先生との信頼関係はもちろん

ご家庭でのサポート、

この三位一体は必須です。

https://yoshimikayama.com/post-355/#i-5

お母さんが協力体制ということは

ご兄弟が居たり、

送迎をしてくれるお父さんも

応援してくれているということ。

 指導の奥深さを感じる

「コンクール」。

生徒さんも先生も成長できます。

 

やり切って初めて

そして、やり切って初めて出るのが

「演奏者の個性」=生徒さんの個性。

  • 曲の解釈・理解&指導
  • 表現の幅を広げる
  • テクニックを身につける
  • 練習を積む
  • 心身ともに整える

その上で輝く「個性」なのではないかと感じました。

指導者賞を頂きました

第42回 ピティナ・ピアノコンペティションで

「指導者賞」を頂きました。

新人指導者賞

指導者賞

いくつかの規定が予め公開されていて、該当しました。

ピティナでは初めての受賞になります。

22日の表彰式&祝賀会に行ってまいります。

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