「子どもの力を最大限に伸ばす先生になる
〜音楽教室の新常識〜」
目次
「中学生になったらピアノを辞める」を防ぐ方法」
子どもの才能が開花する音楽メソッド
加山佳美です。
全国のピアノの先生とお話や
相談にのらせていただいております。
その中で
「いいところで辞めちゃう」
「中学生で大体辞めちゃう」
というお声が多いことを改めて実感しました。
そこで、
「中学生になったら辞める」を防ぐ方法をお伝えします。
親の心理を知る
私もかつてはそうでした。
教室を開設した頃、
千葉市、そして近隣の学区は
「とても部活動が盛ん」
歴史も有るし、
人数も多いので
運動部も吹奏楽も熱心。
なので(部活動が有るから)
「とりあえず様子を見て」
「勉強優先なので」
と言われて、
ひとまず新生活の様子を見たい
という
親御さんの気持ちが
大きかったです。
ハイ、ここポイント。
習っている本人ではなくって
「親」
親が決定権を持つ。
当時はショックでした。
一度(一年)ではなく
続いたので。
そこで、考えて変わり、今があります。
中学生の退会を防ぐ3つのポイント
結論から言います。
=============
高学年、中学、高校に行っても
ピアノ教室を辞めなくする
3つの手段
=============
(1)
親を満足させる
(2)
子どもが絶対に絶対に辞めたくない
と言う気持ちになっている
(3)
親が迷うような状況に
持っていかない
親を満足させる
細かく見ていきましょう
(1)親を満足させる
反対を考えればすぐ分かります。
【親がピアノを辞めようか考える時】
- 練習不足
- 好きそうではない
- 上達が感じられない
- 態度が悪い
- 勉強の成績が下がった
- お金がもったいないと感じる
(特別な事情を除く)
*離婚
*お父さんのお給料カット
*リストラ
等
どうなれば良いか
- 練習をきちんとしている
- とても好きなことがわかる
- 上達が感じられる
- 自主性があり他の取り組みにも言うことなし
- 勉強の成績も良い
- お金を払ってでも続けさせてあげたい
↓
- 練習の習慣が付いている
- 宿題を弾くだけでなく「好き」になるには
弾きたかった曲が弾ける、
レパートリーが増えた
もっと弾きたい曲がある
- 1年前の発表会より格段に
うまくなっていることがわかる - 勉強もテキパキと取り組み、成績も良い
- 「この子はこんなに音楽が好きなんだ」
こうするには
私は幼児、低学年の生徒や
お母さんに言っています。
「頭が良くなるしか無い」
本当に言っています。
小2で掛け算、時計、文章題
小3で割り算、応用問題、立体
小4でプチ思春期
小5、小6で理科社会
頭が良くなる
前段階は
「時間の使い方」です。
そのためには
↓
↓
↓
子ども自身が絶対にや得たくないという気持ち
(2)
子どもが絶対に絶対に辞めたくない
と言う気持ちになっている
これがなんと言っても大切!
親も勝手に先生に「辞めます」とは
さすがに言わないと思います。
我が子に問うでしょう
- そんなに練習しないんだったら辞めてもらうよ
- 中学行ったら勉強優先だからね
- もうある程度弾けるから良いんじゃない?
そんなような言葉がけをするでしょう、
します。眼の前で聞いてきました。
その時です!
その時、
子ども本人が
- どうしても辞めたくない
- 絶対部活と勉強とピアノ3つを両立してみせる
- もっとピアノを習いたい
と
即答できるか!!!
(黄色信号が出てきた生徒には
これを説明しておきます)
親の満足度 予想以上の成果
(3)
親が迷うような状況に
持っていかない
頭がよくて(勉強ができる子)
テキパキ行動して
どうしても音楽が好きそうな我が子の
一番好きなピアノを辞めさせないほうがいい
と言うところまで持っていこう!
と常々思っています。
そのために高いレベルで
意識していることが
「言葉がけ」です。
- 出来たこと
- もっと出来ること
- 気をつけて欲しいこと
- 頑張っていること
- 目標
- 毎日の過ごし方
- 親への感謝を忘れないこと
生徒にも
保護者にもです。
これからの時代の変化
これからは特に受験体制も変わり
「一律テストの点のみ」
と言う評価でも無くなりそうです。
自分が何に取り組んできたか
何が好きか
それを表現する場面も増えてきます。
勉強だけ平均点より上
勉強だけ上位
を取れていれば良い
と言う時代は終息します。
高学年、中学生が在籍する先生、
意識してみて下さい。
もうダメかも・・・
と思っても諦めないで!
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全国の先生と繋がっています。
*メールのやり取りがスムーズに出来ない方
*コミュニケーションが苦手な方
*他にコンサルを受けている方はご遠慮ください。
◆子どもの才能が開花するピアノ講師養成セミナー
千葉県船橋市 伊藤楽器さん
シリーズセミナー 次回は
「伝える力」
生徒さん、保護者の方との
コミュニケーションに行き詰まっている方は
必見です。
2019年12月3日(火)10:30~12:30
2020年は第1金曜日になります。
2月7日新シリーズスタート
◆第3回ブルクミュラー連弾・2台連弾
弾き合い会は2020年1月27日(月)
残席 若干名