新年度に向けてピアノの生徒さんをいかに埋めるか

「新年度に向けてピアノの生徒さんをいかに埋めるか」

 

 

  

リトミックコースで小さい年齢から導入し

  • ピアノや好きな楽器演奏に繋げて行く
  • ずっと音楽を続けてもらう

 

 

という形は理想だと思います。

 

 

 

ピアノだけ、

あるいはリトミックからの進級生をプラスして

 

 

 

午後からのレッスンをどれだけ埋められるか?

がメインの仕事になってくる先生方が多いのではないかと思います。

 

 

何日、働きたいかはそれぞれの自由や価値観です。

 

 

自分が募集したい枠を埋める

 

=目標値を達成するです。

 

 

 

どんな手段があるか。

 

 

【私が今まで実施してきたことをご紹介します】

 

(1)在籍生に「お友達紹介キャンペーン」と称して

リトミックも含めて対象年齢の生徒さんをご紹介して頂けるよう

お手紙を配る。

(特典付き)

 

 

実はピアノコースで試行錯誤してきたのはほぼこれだけです。

 

 

(2)ブログにピアノコースの生徒さんの成長や成果などの実績を紹介する記事をあげる

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(3)教室のホームページを立ち上げる

  • コース案内
  • コース料金
  • 教室設備
  • 発表会について
  • コンクールなどの取り組み
  • 通常レッスン・お教室としての想い
  • アクセス・駐車場などの案内

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(4)ブログと同時投稿でツイッターにも上げる

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(5)空き時間が有る、若干名募集できるなどの「旬な情報」ブログにあげる

 

 

ここまでが基本です。

 

 

リトミックコースからのピアノへ進級

またはそのまま幼稚園や保育園に行ってもリトミックのまま進級

 

という生徒さんが毎年絶えなくなったからです。

 

 

なので、今の

私の「募集活動」は「リトミックコース」でしっかり集めておけば空き枠分だけ進級可能で受け入れる。

 

という理想の形になっています。

 

 

では

【リトミックは軌道にのるまでどうしたか?】

 

(1)ポスターを貼る

(2)チラシを何千枚も自力でポスティングする

(3)楽器店の営業の方にもお願いしてポスティングする

(4)ピアノコースの在籍生の下のお子様をお誘いする

(5)在籍生に近所の人・親戚・お知り合いにチラシを渡してもらう様、お一人に複数枚お渡しする

 

(6)ブログを頑張る

 

です。

 

 

 

結果的に私の場合は

 

========

「口コミ」が強かったのです。

========

 

 

そして

 

========

「成果」が分かった

========

 

という点が良かったと思います。

 

この「成果」については、2つあって

 

 

ピアノコースの在籍生の保護者の方々も

  • ピアノコースで習っている先生の指導が良い
  • 子どもの上達がハッキリ見える

その先生のリトミックコースも信頼できる

成果があるだろう

  • 紹介できる
  • 先生が一生懸命やっている
  • 先生から頼まれた

 

 

ブログには

ご欠席された方にもレッスンが分かるようにしてあげよう!

という想い

お家でも楽しめた

ご家庭のお父さん

遠くのおじいちゃんおばあちゃんにも

様子を見せられた

という「喜びの声」を頂く

やる気アップ

元々写真も好きだった

凝り性

 

どんどんレッスン風景を写真付きで投稿していった

 

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その結果、

 

全く知らない人も

ブログの様子を通して

「子どもの成長」が目に見え、

「ここに通っていたらこんなに成長するんだ」

という

 

成果がハッキリ伝わるようになったのです。

 

 

相乗効果として、

リトミックと並行して、あるいは卒業して

「プレ幼稚園」(=年少さんの前の学年)や幼稚園で

  • ちゃんとしている
  • 力を発揮している
  • 音楽表現が凄い

のは全員「佳美先生の卒業生」という評判が立ち

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 地域・周辺に認知されました。

 

 

 

 

2月も下旬。

在籍生の新年度の調整は済みましたか?

 

 

 

ここまでお読み下さって

 

∽∽─────────∽∽

あ、コレやってない

まだやり切っていない

これやってみよう 

∽∽─────────∽∽

 

 

少しでも感じた方、

 少しでも行動してみて下さい。

 

 

 応援しています!

 

 

 

体験レッスン終盤のまとめ(シメ)

 「体験レッスン終盤のまとめ」

「リトミック体験レッスンについて」

 

  •  実際の流れ(1)体験レッスンを(何らかの形で)受付(募集)して、

    (2)来て頂いて、

    (3)レッスンをして

    (4)(アンケート書いてもらい)

    (5)相手の返事待ち

    (6)さようなら(ご挨拶)

 

シリーズでお伝えしています。 

 

 

  • レッスン前後で注意事項を伝えて、
  • レッスン導入は安心出来る内容で
  • レッスンの中では

お母さんも知らなかった子どもの成長ポイントをお伝えして

満足感・「出来た」を感じてもらい、 

 

レッスンが終わる頃には「入ろう」という気持ちになっている人をつくる。

 

 

これは、

 

前号でも少しお伝えしましたが

あらかじめ「入ろうという気持ち」を多く持って来た方です。

 

先生が発信をし、それを見つけて予めもうよく知っている人

上のお子様も入会している人

などは

 

信じて良いです。

 

 

誘われてきた人・検討中の人へは

 

では、

  • 体験なんだから
  • 試してみたい
  • お友達に誘われて

 

という入る気持ち50%くらいの気持ちできた方へはどうするか。

 

 

体験レッスンで

「子どもの可能性がある」

「どの子でも伸びる」

「うちの子も出来た!」

ということを目の当たりにして、

 

お母様の気持ちも少し変化があります。

 

 

そこで、

(4)「アンケート」を書いてもらいます

 

お申込みの際は

なるべく最小限の項目でした。

(スムーズにお申込して頂くため)

 

 

体験後のご感想記入のアンケートでは

ご住所もご記入していただいています。

 

(1)どのくらいの範囲から来てくれているか?を知りたいからです。

 

なので、同時に

どんな交通手段で来たか

  • 徒歩( )分
  • 自転車
  • 電車
  • バス
  • 自動車

も入れています。

 

 

 

そして、

(2)ちょっとしたバロメーターでもあります。

 

レッスンをしてもらう「先生」に対して

「住所は書きたくない」という方は、やる気が無い方です。

体験のコレっきりにしたいのになぜ個人情報を書かなきゃいけないのか?

という心理ですよね。

 

 

*厳密に言う法律的な「個人情報」とはもっと大勢の情報のことを指しますが

私達のようなお教室でお客様の情報は大切に扱わないといけません。

 

*アンケート用紙のどこかに「ご記入いただいた情報は他では使用しません」という内容を

記載しておくと良いと思います。

 

 

ただ、これも小さな年齢のお子様がいる中でのご記入。

 

 

スムーズに進行させるためのスタッフがいると安心

 

お一人でレッスンを実施している先生は

体験レッスンのときには補助スタッフをお願いできれば

  • 書類を配る
  • お金の管理
  • 受付業務
  • 親子のフォロー

など助けてもらえれば、

 

一人で全部やらなきゃというプレッシャーが減ると思います。

 

(音楽がわからない方でも大丈夫です)

(子どもに慣れている方など)

 

レッスン後のアンケート&小技

そして、

「入る気」が50%くらいでご参加したお母様も

レッスンを体験して、

その気持が上昇しています!

 

 

お母さんがご記入している間に

 

アンケートをチラ見する

  • 反応が良かった人
  • 子どもの反応が心配そうだった人

 

に注意して最後の方まで

 

「書いたかな〜」というところで

 

良いタイミングで寄って行きます。

 

 

この時の注意点は、

「お友達どうし」のところには後から回ります。

アンケートを記入して・提出して帰られないように注意する

です。

 

入ると決めて居なく来た人の中で

 

【反応が良かった人へ】

  • お母さんはどういう気持か

「お母さんも音楽好きなのですか?その影響がお子様にも出ていますね(笑顔)」

  • 子どもの今日の様子わかっているか?

「今までもお家で音楽を掛けたり工夫なさっていたのですか?」

「音楽に身体が反応していましたね!」

「◯歳から始めるとすごく伸びますよ!今日の時点でこの反応なのですっごく楽しみですね」

【こどもの反応が良くなかった人へ】

★細心の注意は

反応の良い人を褒めるときの距離感と声の大きさです。

 

皆さん、意外と予想外と思われるかもしれませんが、

★「心配だから入る」

という方は大変多いですよ。

 

「大丈夫ですよ」というお声がけをしようかと寄っていくと

「入ります」「お願いします」

と言われることが多いです。

 

  • 子どもの成長過程を教えてあげる
    • 「今までお家でほとんど過ごして来たので初めての空間に入れただけでも凄いことなのですよ」
    • 「初め、緊張していたかもしれませんが表情が変わりましたね」
    • 「〇〇が好きなようで、そこから変わりましたね」
    • お母さんと一緒に一つずつ経験していくと成長が見えますので大丈夫ですよ。お任せ下さい

体験会のシメへ

 

そして

(5)相手の返事待ち

「検討中」や「主人に聞いてみないと」を言う方には

 

  • お子様の様子を一番分かっているのはお母様ですよね
  • 今日の様子を教えてあげて下さい

 

*後日のご入会やご質問は〇〇(メールアドレスなど)までという

連絡先をしっかりお伝えする

 

(6)さようなら(ご挨拶)

しっかり会を締める。

だらだら解散ではなく、時間管理が出来ると来た方にも良い印象です。

 

 

 

リトミックの体験レッスンで

最も大切なことは

 

「レッスン内容の充実」です。

 

  • レッスンで楽しかった
  • 子どもが笑顔だった
  • 子どもが他では慣れないけど楽しく出来た
  • 親子で自然に楽しめた
  • こんなに出来ると思わなかった

 

これらが有っての

前後の小技です!

 

 

具体的なご質問受け付けます。

 

体験レッスンを予定している先生方、

がんばってくださいね!

 

 

 

体験レッスン「理想と現実」のギャップを乗り越える

「体験レッスン」には流れがある

 

レッスンが始まる前から、やることがあります。

  • 何を把握・観察し、フォローすべきか
  •  相手からキャッチすること・伝えることの注意6つのポイント
  • 実際のレッスンとフォロー

 

 

(1)体験レッスンを(何らかの形で)受付(募集)して、

(2)来て頂いて、

(3)レッスンをして

(4)(アンケート書いてもらい)

(5)相手の返事待ち

(6)さようなら(ご挨拶)

+フォロー

 

 

子どもの才能が開花するリトミック&ピアノ講師養成講座
主宰 加山佳美です。

 

この記事では(3)のレッスンについてお伝えしていきます。

 

 

「レッスン」について

 

 

自分自身が思い描いている
「理想のレッスン」
「理想の体験レッスン」

 

 

当てはめない様にすることに注意してみて下さい。

 

例えば、

  • 受付で予約の名前を申し出てくれる
  • やる気で来ている
  • 入会を検討して来ている
  • 入会を検討するために来ている
  • 子どもを上手く促してくれる
  • こちらの言うことに注視している

 

だろうと言う前提を取っ払って

 

ゼロベースかも知れない

くらいの気持ちで

 

 

準備してみて下さい。

 

 

例えば
人が近づいてきたら

  • ご予約ののお名前をお聞かせ下さい
  • 〇〇の受付はこちらです

と、来てくださった方を一瞬でも迷わせないように

観察し、こちらからご案内できれば良いのです。

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そして、

  • 何となく来てみた
  • 友だちに誘われて来た
  • 入るかどうかはわからないけど「体験」だから来た
  • まだ入会まで考えても大丈夫でしょ

 

という気持ちの方にも

 

 

  • わっ!良い!!
  • わっ知らなかった。
  • 予想以上。
  • 子どもの反応が良いっ!

と思ってもらえる「体験レッスン」に
まずしましょう。

 

 

 

具体的にはどうしたら良いか。

 

【リトミックの場合】

  • お母さんはどうしたら良いか
    具体的にレッスン前に伝えておく
  • 月齢差が有ることを伝えておく
  • 子どもの反応が鈍くてもそれは「出来ない」
    ではないことを伝えておく
  • 子どもが怖がった場合、抱っこと言った場合、
    どうするか伝えておく

 

(a)レッスンの導入を考える

  • 自然に音楽あそびに入る
  • 挨拶をきちんとする
  • 激しすぎない音楽
  • 手遊びなど触れ合い遊びで安心する

 

*それぞれのメリット・デメリットが有りますので

先生の指導方針で選択して下さい。

 

 

  • 大手音楽教室で昔「木のおもちゃ」で遊んでから
    レッスンへ入るというコースが有りました。

 

それはそれでとても良い経験だと思いますが、
どもが「おもちゃで遊べる所」と勘違いしてしまう
ケースがあります。
また、数分で「お片付け」が難しいケースもあります。

 

 

  • 自然に音楽あそびに無理なく入る
    「始まります」というキチンと感がないという
    ご意見を言われたことがあります。
  • 敏感すぎる or まだ起きていない子も中には居ます。

  

 

 

(b)リトミックの動きが違った時どうするか?

先生(指導者)が一人の場合はよく起こるかもしれません。
足のステップや動いてほしい「動き方」がお母さんが違う解釈がったら??

 

言いづらい。確かに言いづらい!

 

 

でも、その人がご入会してくれたら?

 

 

はい、

まず、全体に向けて
もう一度違う促し方でアピールしてみましょう。

 

 

その「動き」こそがリトミックの要になっていく。

体験であっても1回であっても妥協しない。

 

 

 

それでも通じなかったら、

 

先生が前へ出てしっかりと動きの見本を見せると
良いと思います。

 

 

 

(c)子どもが「出来た時」

 

  • 先生の方に子どもの顔を向かせている時
  • お母さんに子どもの表情が見えない時、
  • お母さんがこどもの「出来た」を見逃している時

 

しっかりと
「出来たこと」
「変化があったこと」を言いましょう。

 

  • 「パチパチ出来るようになりましたね」
  • 「しっかり目と目が合いましたよ!」
  • 「リズムに合っていました!」

 

 

過小評価して
「入らない理由」を作ろうとするからです。

 

この辺から、

「小技」が光ってきますよ〜☆

 

そして、

「動き」に関する「出来た」だけではなく

  • 集中している
  • 譲れた
  • 待てた
  • しっかり持っている
  • 笑顔

 

などの「変化」や「出来た」
お母さんと共有していくのです。

 

 

(d)誰にでもわかりやすい音楽

リトミックの「即興演奏」って素人の方には分かりづらいです。

(それが肝なのですが!)

 

 

体験レッスンの時は

この教室・このサークルに来ていれば

こんなにたくさんの「出来た」「変化」が毎回有るんだ

 

と思ってもらいたいのですね。

 

なので、

 

  • 出来るか出来ないか、
  • 繰り返し経験したらコレも出来るようになります

という音楽経験ではなく

 

「うちの子 出来た」が大切なのです。

 

 

何がありますか?

  • 静と動
  • リズム
  • 強弱

 

 

先生の中で 多彩な表現ができるものを
持ってきて下さい。

 

 

 

この(a)~(d)をレッスンの中で実施出来たら、

 

レッスンが終わった時点で

 

  • 入会をほぼ決めていた人は喜びに満ち溢れ
  • 入会を検討していた人は喜び
  • 入会を検討していなかった人は検討しなきゃと思い
  • 何も知らなかった人は自分に知識がなかった

 

と実感するのです。

 

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つまり、会場に来た時点でのその人の持っていた

熱意・やる気の「温度」が

 

 

確実に上がっています。

 

 

そこで、

 

 

(4)(アンケート書いてもらい)

(5)相手の返事待ち

(6)さようなら(ご挨拶)

 

はあまり時間を掛けません。

 

 

 

クラスの「定員」が有る場合はもっとやりやすくなります。

 

「先着順」です。

 

「お手数ですがアンケートへのご協力を
お願い致します。

また、
ご入会をお決めくださった方は
人数に限りがございますのでお知らせ下さい。」

 

といって

掲示物などで定員が分かるようにしておくと
良いですよね。

 

 

広い会場で「定員」も特に無く〜という場合は、

生徒さんの下のお子さん、

予め入ってくれるとわかっていた人へ

 

 

「〇〇ちゃんご入会ありがとうございます。
こちらご入会のご案内です」

 

 

と言って

全体の雰囲気をあげていく、盛り上げていくと

 

 

ブログをずっと読んでいた人、

ほぼほぼ入ると決めていた人が

す〜っと「入ります」と言ってくれます。

 

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本当です。

 

長くなったので、

(4)(アンケート書いてもらい)

(5)相手の返事待ち

(6)さようなら(ご挨拶)

 

「体験レッスンの終盤シメ」についてはこちら

 

 

 

体験レッスンに関して、具体的に困っていることなど、

質問受け付けます。