「熱意や指導力も〇〇〇次第」
- 一生懸命指導したレッスンが保護者の方の価値観や評価以上のものになる
- 自分が長年かけて取り組んできた指導法を理解してもらえる
- この先生で良かったと思ってもらえる
ここまで思ってもらえるのは
経験?
年月?
学歴?
経歴?
生徒数?
どれでもないのです。
20年前だったら違います。
今は、教材もそうですが、
色々と研究されたり、取り入れたりして
どんな業界も「今の時代に有った」もの。
「どうしたらもっと受け入れてもらえるか」
という動きになっています。
音楽業界、ピアノ指導業界も
ピアノ教材本や
ピアノ教室運営本なども出版されていますよね。
私は
「良い指導は当たり前」だと思っています。
指導力がまだ足りないな、どうしたら良いのだろう
という先生は
- ピアノならピアノの演奏
- 指導法なら指導法
- リトミックの自分の動きの勉強なのか、
- リトミックの指導法なのか
明確な目的を持って取り組むと良いと思います。
ある程度の経験・指導力もある先生で
- もっと飛躍したい
- もっとたくさんの生徒さんに伝えたい
- もっと生徒さんのレベルを上げたい
と思っている方は
「伝える力」次第なのです。
伝える力=伝わっているか?
です。
例えば、
ピアノのレッスン中に
- レガート奏が出来ているか?
- 手や指の形は良いか?
と、先生が思った時にどうしていますか?
無言で先生の心のなかで思って、目視してチェック。
こうしている先生、多いと思いますが、
効果的なのは
「声に出す」
「行動に出る」
右手の5の指のチェックだったら、
「5の指レガート注意しよう〜」と言って
右手の5の指の方から見る
「見てるよ〜」アピールです。
そして、
形が悪いためにレガートが出来なかったら
先生が見本を示す、
生徒さんの指で正しい形を作ってあげる
この、「丁寧な一つ一つの伝わる指導」だと
次のレガート奏の時、
どうでしょう。
生徒さん、「レガートだと分かったら・・・」
内心
「わっ先生、また言うかな?また来るかな?
また細かいチェックかな?」
と思いますよね。
もちろん出来るまで繰り返します。
出来てきたら、1つずつ先生の動作を
減らしていって下さい。
これは「子育て」や「子どものボタンがけ」と一緒です。
丁寧に教えていなければ「知らない」のです。
そして、これは保護者の方が居てもです。
居て、聞いているのにレッスン後に
「レガートの時の指の形がまだ出来ない時があります」
と説明を加えます。
リトミックでもいっしょです。
2分音符で
「ぞうさん」や「くまさん」
で導入したら、
ずっと「ぞうさん」「くまさん」ですか?
鬼さんが強そうに出てきたり、
「雪の上をそっと歩く」も有りますよね。
幼稚園の園内保育でリトミックを指導していると、
このパターンが良く有ります。
「ぞうさん」で導入したら、
2分音符を弾くたびに幼稚園の先生が
「ぞうさんの手」を表現して手もブラブラ動かしてくれているのです。
すると、園児さんも担任の先生を見て
「手をぞうさんの様にした方がいいんだ」って
思っちゃいます。
その場で言える先生の時は
「今、ぞうさんじゃないよ〜」の時もありますし、
まだコミュケーションが浅い先生とは
レッスンが終わってから
コソッとお伝えします。
スタッカートの奏法や
フォルテ、ピアノ(強弱)の教え方
も同じなのです。
先生が何気なく言っていることが
生徒さんの音楽の価値観や
奏法の固定観念へと繋がっていくことが
多々有ります。
その逆!
先生の発言でどれだけ世界が広がるでしょう。
先生の熱意や指導力はそのままで
「伝え方」でこんなにも違う
ということです。
熱意や指導力も「伝える力」次第なのです。
もっと知りたい!
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