生徒さんを見極めてする3つの行動

目次

現代の子どもの今

2020年問題、

教育の2020年問題と少し前に言われましたが

2020年を待たずに、

目まぐるしく変わる社会環境、

子どもを取り巻く環境の変化に

音楽教室や

「音楽」の役割についても

深く考える毎日です。

  • なかなか練習時間が確保出来ていない
  • 練習しているけど時間だけ
  • お返事が出来ない
  • 想像力・思考力・語彙力がない

こんな生徒さんが多くなってきていませんか?

先生が

  • 練習を習慣化して欲しい
  • もっと効率よく練習して欲しい
  • 自分の考えを持って欲しい
  • 表現力を養いたい

と思っていても、

具体的に何からどうすればよいか

漠然としてしまう

有ると思います。

生活や社会の多様化で

子どもたちの環境も多様化しているからです。

「一筋縄ではいかない」ということです。

  • ごほうびシール
  • 練習記録
  • レッスンノート

先生が熱意を持って工夫して

直ぐに反応や成果がある生徒さんと、

なかなか成長が見えない生徒さんも居ますよね。

子どもを「見極める先生の力」が必要

はい、そうです

(1)

どんな生徒さんかを「見極める」

コレはいろいろな意味です。

  • 性格
  • 家庭環境・生活環境
  • 思考パターン
  • 読譜の理解
  • 自己肯定・自己否定
  • 家族構成
  • 知能
  • 練習の仕方

  • 理数脳か(私はコレが分かってしまうので)

これらを踏まえないと始まりません。

その上で

(2)その子自身を「認める」

先生の価値観ではなく、

その生徒さんの環境や状況で

「今日のレッスンに来た」こと。

(3)つ目は

具体的に

「褒める」「叱る」「聞く」

「先生の考えを伝える」「意見交換をする」

「指導する」

内容が分かれてきます。

生徒さんを見極めてする3つの行動

多様化した生徒さんの環境から、

先生のもとに来た「生徒さん」を

=========

「生徒さんを見極めてする3つのこと」

1「見極める」

2「認める」

3「褒める・叱る・聞く・教える」など具体的な内容

==========

などの行動に出てくださいとお伝えしました。

3が具体的な指導や内容ですが、

実は

(1)「見極める」も(2)も「認める」大切!!

当たり前の様に上記3点を

実践している先生も

いらっしゃいます。

①見極める・②認める

一例

(1)

生徒さんが

  • 時間どおりに来るか
  • ご挨拶の時の表情は?
  • 開口一番生徒さんは何て言うかな?
  • 楽譜の状態は?

(2)

汗だくで大変そうな生徒さんを見て

  • 「時間ちゃんと間に合ってるよ!」
  • 「運動会練習??」

楽譜がヨレヨレだったら

  • 「おっ、いっぱい練習したのかな?」

座る姿勢が良いね

などです。

「弾く」前にたくさんの情報が溢れていて

先生側がキャッチ出来ますよね。

それらを一切せずに

「弾いて」と言わんばかりのオーラを

出しまくる。

「レッスン時間を無駄にしない先生」

でしょうか?

(実際にこの様な先生を多数目撃、直面しています)

信頼感・人間関係が有って③指導力が生きる

つまり

(3)

褒める・叱る・聞く・指導する

については

(1)見極めると(2)認めるがないと

薄っぺらいものになってしまうのです。

そもそも「指導する」って何??

〇〇が出来るようになる

「だけ」で良い?

  • 楽譜が読めるようになる
  • 宿題の曲が弾けるようになる
  • 楽しそう

これは「ピアノコース」だけでなく

「リトミックコース」にも共通すること

なのです。

リトミックコースでも人間関係から始まる

一見、低年齢のクラスは

「楽しんでいる」

「成長した」

この点が

「初めての習い事」のリトミック

親子で起こると

満足した感が高まります。

ところが、

「音楽の力」

「音楽の先生の力」は

もっともっと伝えられるはずなのです。

それがその先生にしか出来ない

(1)「見極める力」と

(2)「認める力」

向き合って感じたことを先生の知識や言葉で

「伝える」

「伝わる」ように何回も気持ちを込めたり

表現を変えたりして言う。

すると、

生徒さんは変わります。

先生が変わると生徒・保護者も変わる

リトミックに来ている親子さん

保護者さんも

「もっと出来るの?」

と知ろうとします。

リトミックの例

「おはよう」(と顔を見てご挨拶)

ニコっと表情を変えてくれる

「あ、ニコってしてくれましたね」

(お母さんにお子さんの変化を伝える)

活動中を観察

  • リズム活動でアイコンタクト

(そのリズム合ってるよ!できてるねと言う気持ちを込める)

  • 楽器を取るところでアイコンタクト

「どれにする?はいどうぞ」

(など一人ひとりと会話をする)

  • レッスン後

お母様に今日の様子をお伝えする

「今日はおはようの表情から変化がありましたが、体の動きも違いましたね。

リズム取ってましたね!楽器もスタスタ取りに来ましたね」

と1回のレッスンでの成長をしっかりお伝えすることで

お母様からの信頼や興味が

ぐ〜〜〜〜んと高まります。

すると、

翌週

「家では〇〇で〜」とご様子を

教えてくれます。

その時に(3)褒める・叱る・聞く・指導する

が言えるのです

具体例「発語について」

「お子様が『あー』や『ウー』などの一語が出てきたら復唱したり、

聞き直したりしてみてください。

まだ言葉じゃないからといって無視しないようにしてください。

例えば、『あー』って・・・あぁ、お猿さんが見えたのかな?

アイアイってリトミックでうたったね〜。

『ウー』って何かな〜??ウサギさんかな?

ウサギさんぴょんぴょんお散歩かな?

とお母さんが口をはっきり、

表情豊かに語りかけると

「発語」も早いですよ。

ポイント

口をすごく大きくハッキリ動かします。

表情も豊かに。

指差しが始まったら、指差しもお母さんが真似をして復唱したり、

はっきり言ったりしてあげてくださいね!

長いと思われるかもしれませんが、

「へえ〜〜〜〜」と熱心に聴いてくださいますよ。

この具体例、1歳位の子〜

「なかなか言葉が出なくって」

という2才児さんのお母様に言うことも多いです。

→効果がすぐ出ます!

このくらいズバり言ってあげられたら

伝わったら、

「なんとなく楽しければいい」

で終わりませんよね。

その様に、

「この先生でよかった」

「この先生こんなに知ってるんだ」

「良くうちの子のこと見てるな〜」

「良くうちの子のこと知ってるな〜」

と思われてほしいのです!

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