なぜ幼児期に音楽が良いかの【マジメな話】

目次

子どもの可能性

子どもと言っても幅広い言葉です。

乳児・・・1歳未満

幼児・・・就学前まで

少年・・・就学から18歳まで

児童・・・18歳未満

各種法令に基づく「子ども」に関する規定

私が言う「子ども」とは、乳幼児です。(就学児前まで)

スイスの心理学者「ピアジェ」による幼児の発達段階

この「感覚運動期」にたくさんの経験をしてほしいのです

感覚運動期

本能や感覚で捉えます。

大人の概念の「きちんと」ではなく「遊び」。

遊びながら学び、吸収していきます。

その中で、色々な機能が発達するのです。

音感や脳の発達にも優れている

体はだんだん成長していくイメージだが、

赤ちゃんの「脳」「神経系」はそうではない。

小さい年齢方が優れている部分もあるのです。

「音感」に関すること。

イルカが超音波で話をすると言います。

同じ様に大人では聴こえない若い年齢でしか聴こえない音波もあるそうです。

大人の脳の80%が3歳までに急激に成長することでも分かるように、

幼児の「脳」の発達はとても著しいのです。

そして、音感・聴力に優れています。

つまり、3歳までに、5歳までに

いかに耳からの刺激、脳への刺激をするかで、

その後の「脳のメカニズム」「伝達」「回路」「スピード」が変わってきます。

結果論として

だから

東大に入った子の半数はピアノを習っていた

東大に入ったこの習い事1位が水泳、2位がピアノ

というアンケート結果なども各雑誌やニュースで取り上げられています。

脳科学の観点からも澤口先生のコラム「今こそ音楽を!」

なぜ幼児期が大切か?

「東大に行きたいから」ということではなく、

乳幼児期から「遊び」を通して

「音楽やピアノ」を通して楽しく遊び感覚で「脳」を刺激しておくと、

  • 自分が興味があるもの、
  • 頑張りたいもの

が出てきた時に、

頑張れる子になっているということなのです。

  • 全体を把握出来る
  • 工夫する
  • やってみようという気持ちがある
  • 達成する喜びを知っている

その経験が積み重なっているからです。

乳幼児期に楽しく満たされる経験をたくさんして欲しい

純粋に「音楽を楽しみたい」

「親子で音楽を通して楽しみたい」

そう思ってリトミックや親子セッションを経験していたら、

「子どもに凄い能力がついちゃった!」

よくあるパターンです。

「絶対音感がついているかも」も裏メニュー。

5歳児で音楽セッションができちゃう

一例:

「5歳児さんが音楽セッション」

【ピアノレッスンへの導入】として、

  • 好きに触らせる、
  • 1音を触らせる
  • 高低を区別する
  • 1音で音価を感じる

など有ると思います。

こちらは、

ある「あそび歌」にあわせて、

打楽器のように「ピアノでいっしょに弾きたい」ということだったので、

椅子と足台を用意しました。

初めは歌に合わせてポロンポロン弾いていました。

途中、フェルマータで「台詞」が入ったりするとこをが有ります。

その後、私がアドリブでアルペジオなどを挿入していたら、

セッションが始まりました。

アルペジオの模倣

モチーフの長さの観察と模倣

高低の模倣

テーマの提示(子)

返答

の繰り返し

「音楽での会話」が出来ちゃいました。

もちろん、歌の終終止まできちんと行きました。

この「あそび歌」をすごく気に入っていて

前奏から、私の伴奏型まで「丸覚えしている」ということから

始まっていたのかもしれません。

子どもの「好き」は可能性の第一歩ですよね!

1歳からリトミックを継続

この男の子は、1歳から親子リトミックにご参加して下さり

ず〜っと継続しています。

現在は「ピタゴラスイッチ」が大好きで

歌詞や台詞まで覚えています。

2016年からは

お母さんのための「子どもの才能が開花する魔法の音楽レッスン」という

定期講座もお母様が受講されました。

生活の中で音楽を取り入れながら、

どう子どもと接していったら良いか?

言葉がけ、見守り、子どもの成長、心理学なども含めて学びました。

どうなりたいか?

タイトルこそ、「子どもの才能が開花する〜」でしたが、

お母様は

特別に天才になってほしいわけではない、

才能ってほどでもない

「自分らしく」「自分の好きなことが」

「自分で生きていけるように」なって欲しいと始められたこと。

何もしなければ、伸びなかったかもしれない。

「好き」が見つけられなかったかもしれない。

出来ることをして、環境として揃えて、

伸ばしてあげようと思ったから伸びた。

可能性が拡がりました。

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