ピアノコースへも低年齢化が進んでいます。
- 3歳から習いたいのですが大丈夫ですか?
- グループレッスンには曜日が合わないので個人希望です
- 親子で楽しみながら始めたい
- 将来ピアノが弾ける子にしたい
ご入会やお問い合わせの「きっかけ」や「お気持ち」も様々です。
「プレ・ピアノ」「乳幼児ピアノ」等という単語も生まれました。
私のお教室へもたくさんのお問合せが届きます。
変化する現代
働き方の多様化により、
3歳まではリトミックや幼児教室、
就園したら・◯歳以上はピアノ個人コースと言う様な、
音楽教室の固定観念はどんどん変化しています。
土日レッスンのリクエスト、
共働きが多くなっています。
そもそも幼児は個人差がある
年少さん=3歳→4歳になる学年でも 個人差があります。
ピアノの椅子に座って「ピアノを弾く」ということに
興味がある子は先生も安心だと思います。
(A)
ごお兄ちゃん、お姉さんが居たり、リトミックレッスンで先生が弾くピアノの姿を見ている子どもはイメージが出来上がっています。
「ピアノが弾きたい!」そう思っている子は先生のお話も集中して聴きますよね。
(B)
興味があっても、身体の発達=特に「指先」にまだ力が全然入らない場合もあります。
(C)
- 親御さんのほうが「3歳」にこだわっていたり、
- 「ピアノへの憧れ」を抱いている、
- まだお子様自身の興味がハッキリしていない
この様に、幼児期は
精神的な個人差、身体の成長の個人差が有ります。
まだまだ「動くことが大好き!」
- 「リトミックで動いて楽しいイメージが残っている」
- 「まだ落ち着きがない」
- 「ピアノに30分しっかり座ることが不安」
そんな生徒さんに、無理矢理ピアノの前に座らせるよりは、
「リトミック導入」がピッタリです。
子どもは「全身」の動きから、だんだんに「細かい」動きが出来るようになります。
(分化といいます)
つまり、「からだ全体で動くことが本能的に心地よい」
楽しいことにしか取り組まない子どもは、
本能的にまだうまく動かせない指先を動かすことに
抵抗が有る場合も有ります。
幼児の特質が音楽に活かせる
でも感覚的に身体全体を使って音楽やリズムを掴むのはとても得意です。
音感や聴力に優れているからです。
体や指の発達よりも
感覚の能力のほうが幼児は優れています。
指のフォームも大切
楽しくレッスンを始めることも大切
「習い事」への意識もしっかり育てたい
そんな時は、
幼児の「特質」を掴んで
楽しく導入すると
子どもが持っている本来の力が予想以上に伸びて
「もっと・もっと」と興味や意欲が高くなりますよ!
感覚的なことからのアプローチで楽しくレッスン出来ます。
リズムや音価、拍子、曲想やニュアンス を「感じる」活動を取り入れましょう。
「らくらく指導 たのしいリトミック&リズムあそび」/シンコーミュージック
編著/加山佳美
こちらの書籍には
「童謡」・「わらべうた」みんなの大好きな「アニメソング」など
子どももお母さんも「知っている曲」が38曲掲載され、
リトミック導入が楽しく出来ます。
年齢別のねらいや指導ポイント、
活動の応用パターンも掲載されています。
子どもの「出来た」をたくさん増やしてあげられ、
自信がつきます。
簡単な伴奏になっていますので、ピアノの先生には直ぐに実践して頂けます。
コードも掲載しましたので、
左手の伴奏を工夫して頂いても音楽が豊かになると思います。
2017年8月18日に発売されました。
出版時にはキャンペーンで
子ども達の動画と 伴奏動画のプレゼントを配布しました。
こちらからお申し込み下さい。
楽しく満たされた心は、意欲や自信に繋がります。
是非本書と動画で子ども達の力を伸ばしてあげて下さい。