「お気に入りが離せない時は?」
1歳児前後のお気に入りについて
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【ケース1】
寝付きの時に持っているぬいぐぬみ、
タオルケット、おしゃぶりなど
がある子がいますね。
- それが寝る時以外も
- 出かける時も
- いつも
になってしまう時も
ありますよね。
でも、
お母さんは無理矢理にでも
それを離したい。
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ある日のレッスンの出来事・・・・
笑顔でお部屋に入ってきたのに、
ちょいと泣きそうな声が聞こえました。
早めに来てくれるので
フォローが出来ます。
加山「どうしましたか?」
(どしたぁ?)
母「例のアレです」
とお母さんが無理矢理に
アレを手放させようとしています。
いいですか〜、
気に入っているものを、
何もなしに
ただ、手を離しませんよ。
ひょいと私が抱っこして
その物を引っ張ったら
結構な強さで頑張っている!
(この時、
「あれ、先生が抱っこしてくれた」と
違う意識が働いて、
するりと取れる場合もあり。)
まぁ、
お母さんがどうしても
頑張りたい姿勢だったので
(4月から保育園)
今回はその方向性に沿って
「離してもらう方法」を実践しました。
抱っこしながら、ずっと話しかけて
「物」は引っ張ってみる。
*そもそも赤ちゃんから
把握反射と言われる
「物を本能で掴む」
本能的な力と、
離したくないと言う気持ちが
この時点であります。
あ!サンタさんが寝てるよ〜
(パペット)
あ!キラキラがある!
(壁面装飾)
と言ったら
するりと力が抜けました。
この様に
「代替え品」がないと難しいです。
付加価値で
佳美先生の抱っこがついて来ました♪
その後、すぐにぽーんと知らんぷりしたら
「例の物」を取らせるために抱っこしたな〜って
子どもながらに分かります。
ので、
しばらく抱っこして壁面周りして遊んでいました。
すると、その後も
しばらく、
お母さんのところに帰らないで
私のところにいました。
お友達と私と3人で
レッスンの導入を活動しました。
【検証】
- 普段から愛情で満たされているか
- 「楽しいことがたくさん待っているところに行く」 と認識しているか
- 「これも楽しい・あれも楽しい」と言う経験があるか(切り替えられるか)
1週間の中の1時間しか会わない私に
なぜそんなに懐くと思いますか?
- 面白いから
- いつも楽しいことをしてくれるから
- 自分にいつも愛情を注いでくれるから
これなのです。
お母さんが普段一生懸命育児しているのに、
あっという間に
するりと私が
成功でした。
お母さんは
焦らないで愛情をたっぷり注ぐこと。
お母さんが「自分が」子供を連れて歩くときに
子どもが “アレ” 持っていたら嫌だな〜
と思って
「離す」ことに固執してしまっては
子どもがなぜそうなっているのかを
見抜けないのです。
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