具体例&成功体験が子どもを伸ばす
「子どもには分かり易い具体例で、
そして成功体験を実感させてあげて」
「8分音符は1個の半分」が分かっていても
4分音符の中に8分音符がいくつ入るか分からない
としても・・・・
子どもがわかりやすい例をお話してあげると
なぜかすんなり分かる〜(^^)
「お父さんが丸いケーキを1つ買ってきました。
お母さんとAちゃんで食べるとしたら
ひとりどの位食べられるかな?」
と言って、先生が両手で◯を作って
待っていると、
真ん中を半分に切れます。
(包丁のイメージ)
8分音符2つのリズムが均等に弾けなかった時
- キチンと半分にしたいんだよね
- タタのリズム
- ティティのリズム(それぞれの言い方で)
- 1と2とで数えてる?(数字で)
- リズム打ちしてみよう
などあらゆる方面からのアプローチをしていても
なかなか ジャストなリズム、ピッタリのリズム
にならない時・・・
子どもの中で想像出来ていると
ピッタリ来ます!
「1枚のおせんべいをAちゃんとBちゃんで
仲良く分けて食べてね
って言われて、
ポキって折ったら、
Aちゃんのほうがすっごく小さくなっても
良い??
すっごく大きくなってBちゃんが
小さいおせんべいでも良い?」
「ダメ。やだ」
「そうだよね」
頭のなかに絵を描く・・・
視覚的にも
見せられるとなお、効果的。
イメージできたところで、
再度
リズム打ちをしたり
先生の模奏を聞いたりしてから
Tryします。
- 大人の概念と子どもの概念が違うということ
- その子のイメージしやすい身近なことで説明してあげると
「やってみよう」という気持ちになりやすいこと
そして、
つい先程まで出来ていなかった
リズムが
先生の少しの言葉がけで
ピッタリ!
正確な演奏、リズム打ちが出来たら、
「That’s rigtht!」
そう!それ!
生徒さんの「コレかな?」という感覚に
「正解だよ」というサインを出してあげて下さい。
そして、是非、
もう一度やってみて、再現できたら完璧!
「成功体験」を実感させてあげて下さい。
(例1)
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
何回も繰り返しをして出来た
何となく出来た
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
とうことと、
(例2)
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
何をイメージして、
これを考えたら出来た。
もう一度それで出来るかな?
出来た!
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
は全然違います!
何回も接したり、子どもとやり取りをする中で、
このような「成功体験」を
どんどん身に付けさせてあげられるのです。
色々な「過程」から学んでいきます。
やがて、
「成功」に向けてのルーティン化になります。
同じ 内容を指導していて、
- 身に付かない
- 何となく身に付いた
- ほとんど身に付いた
- 身に付いただろう
- しっかり身に付いた
- 自分自身の力でしっかり考え確実に身に付いた
生徒さんにどうなって欲しいですか?
私は
「自分自身の力でしっかり考え確実に身に付いた」
になる様に
意識して言葉がけ
生徒さん個々に有った接し方
繰り返しの回数
見守り方、
促し方
を見極めて判断して指導しています。
1回のレッスン、
10分、5分、1分を無駄にしない。
すると、確実に生徒さんは伸びます。
先生の指導出来る力、熱意は同じで
少し気をつけるだけで全然違ってくるのです。
これは、先生自身にも置き換えられることです。
思考のパターン、
成功したパターンを把握しておくと、
次のシーンで
「成功」へのイメージとルートが見えてきます。
ちなみに
リズムカードも
四角バージョン
と
丸バージョン
子どもによってピンとくる形やイメージが
違うので、両方あります。
丸い方は 折り紙で両面。
ガムテープやお皿で形を取って切って貼りました。
(市販の物もあります)
リトミックコースで
もっと年齢が小さい場合も同じなのです。
別記事にしますね。
低年齢の指導は
最近では低年齢でのピアノ教室、音楽教室へのご入会も増えてきました。
保育園帰りも多くなりました。
今まで通りのレッスンでは、うまくいきません。
そこでぴったりなのは「リトミック要素」をちょっと取り入れること。
子どもは動くこと、全体を捉えること、得意です。
28年満席、予約待ちの教室になったのもリトミックコースから在籍生の進級が毎年
あったのことも大きいです。
年少さん、3歳さんのカリキュラムには自信があります。
月に1回「リトミック導入セミナー」を開催しています。
日程が合わなくても動画で視聴できます。
オンラインサロン
https://member.yoshimikayama.com/