「初めての園内音楽指導のきっかけ」
たくさんの幼稚園・保育園で指導や講演、コンサートを
させて頂いてきました。
初めての幼稚園の写真が出てきました!
園長先生には大変お世話になりました。
大手音楽教室で借室している幼稚園教室に
私が新人の頃、担当になりました。
前任は10年以上努めた先生でしたので、
新人の私とあっては、
周りの方は心配したでしょう。
新年の1月5日から
レッスンをしようとした時に
「『松の内』からレッスンは
しないほうが良いでしょう」
とお部屋を貸してくれなかったのですね。
「まつのうち」?
「幕の内」??
まぁ〜とにかくなんか新年絡みだな
とか(笑)
生徒さんが配布したプリントを園庭に落としたら翌週
「こちらおたくの?」
ピアノの上に自分のカスタネットを置き忘れたら翌週
「まぁ〜〜誰のかと思って園中大騒ぎしたわよ」
とか
細々したことまで言われたものです。
今と思えば、大変ありがたいお言葉。
昔も、カチンとしなくて良かった。
(心のなかでは思っていたのかも)
そんな中、幼稚園の先生達が
発表会などで使用する楽譜に
- 前奏が載ってない
- 伴奏が難しい
などの相談を自然に受けていました。
というのも、
大手音楽教室で借室する場合の殆どは、
そのお部屋の担任の先生が何処かへ行かないと
といけないのです。
ピアノが有る部屋が余っている園なら
良いのですが、人気園でしたので
いっぱいでした。
ということは、
園児さんたちが降園後、
急いで掃除をして
部屋を譲ってくれている訳です。
その先生にどうしても親切にしたくなりますよね。
特に幼稚園の先生にとって
ピアノの伴奏をアレンジする、
前奏や後奏をつくる
と言うのは
なかなかハードルの高いものです。
そんなこんなしているうちに、
合奏の相談、
合奏の編成の相談、
合奏の導入の相談
などにも話が広がり
「だったら、あなた指導しちゃって」
(・・)
ということで
園内の保育時間で
「音楽指導」が始まりました。
(会社を通さず個人取引で)
リトミックが社内でも主流になったり
私も熱を入れていましたから、
数年経った際に
「リトミック導入しても良いですか?」
と伺い、ご快諾して頂き、
年少さんはリトミック導入も
混ぜました。
張り切ってTシャツで通勤したら
「いくらリトミックだからって
もう少しおしゃれしなさい」
と言われました。
保護者の方などにも来て頂く
コンサートも開催させて頂きました。
その時は同期の仲間・先輩と
アンサンブルをしました。
いつの間にか、
園長先生とはかなり親密になり
フルートをやっているという
お孫さんの相談をされたり、
クラッシックのCDが欲しいから
買ってきてと言われたり
する仲になりました。
教え子が二人
その幼稚園に就職しました。
かなりの年月が経ち、
途中、少子化の波が来て
少し園児数も減ったかな・・・・
という時に
リストラに合いました!
(・・;)
周りの園が
課外レッスン(後園後)で
英語や体育など色々対策や特色を
出して来たので
「科学教室」を開催したい。
とのことでした。
「あ〜、科学に負けたか〜」
とその時は思いました。
でも、、、
その後、
もっと一生懸命にやっていたら違っていたかも
甘んじていたところも有ったかも
午後が忙しくなったからちょうど良かった
等と
自分の都合の良い様に考えていたことを
反省しました。
新人時代、
一つ一つ教えてくれた
かなりご年配の園長先生。
実は怖くて有名!
でも、私とは
教育、幼児について
いつも本気で熱弁し、
語り合っていたことが
今では本当に財産です。
その後、
音楽教室の生徒さん、
リトミックの参加者さんが
この園にご入園する
と伺うたびにやはり嬉しくなります。
近所ではなく、区も違うのですが、
何かとご縁は続くものです
(^^)
ご縁を繋ぎ
一生懸命に仕事する!
音楽でなくても
「人」と「仕事」は
そうあれば良いなと
思っています。
音楽レッスンでたくさんの実績が有る
成功パターンで軌道に乗りましょう。